GDPRについて

この間、新サービスのプラポリの件で、今回は英語版作る?→海外展開あるなら今後EUは気をつけないとなという話がたまたま挙がったので今回取り上げることにします。

いくつかウェブ記事や本を読んでみたのですが、これ、単純に巨大企業から金をとるための法律というよりは、「未来の社会倫理を守るため」みたいな側面のほうが強い気がします。

元々情報の提供や共有こそがインターネットを豊かするって事だったはずでしたが、いまやSNSやネットの行動記録から抜かれた個人データは、ブレクジットやトランプ選挙など政治目的に利用されているし、膨大なデータ量を吸い上げてるGAFAは天文学的な収益を上げています。

インスタやFacebookはまぁ見なくてもいいけど、Fを抜いたその他の企業に関しては、もし無くなると生活がけっこう困るレベル。。これはすでに人間社会をいくつかのIT巨人が制御可能な状態であり、統治してるとも考えられます。

確かにこの状態を進めていくと、未来はSF小説なんかでよく出てくるディストピアみたいな話になってくるので、今回EUはそこにブレーキをかけたわけです。

まぁGAFAからすれば制裁金が何千億円でも、痛くも痒くもなく、すでに吸い取ったデータをもとに今後はAIに昇華していくそうな…

それを聞くともはや手遅れな気もするけど、今後死ぬまで付き合っていくであろうネットありきの生活をもう一度考え直す局面になってるんだと思います。

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