サ道入門
先日、友人に勧められて「サウナ」に関するマンガを読みました。
こちらです。
サウナ界ではめちゃくちゃ有名なバイブルだそうで、
作者のタナカカツキ先生は、日本で2人しかいないサウナ大使とのこと。
(もうひとりは長嶋茂雄氏)
このマンガを読むまで、サウナのことを何もわかっていませんでした。
むしろサウナはおまけで、何より肝心なのは“水風呂”だったという…。
「サウナは前戯。水風呂にはいるためにサウナがあるようなもの」
「水風呂のないサウナは イチゴののっていないショートケーキ」
これにはハッとさせられました。
大使によると、サウナの基本は「サウナ→水風呂→休憩」の繰り返し。
(3セットくらいが一般的だそう)
「温かい」と「冷たい」を交互に浴びることによって、
心臓のポンプ機能がフル稼動し、全身を血が駆け巡ります。
脳に大量の酸素が送り込まれて、快感ホルモンがドバドバ。
そして訪れる「多幸感」。
サウナ界ではこの状態を「整った」と言うそうです。
その他にも、
「サウナは副作用のないドラッグ」
「宇宙や! 無重力! どこまでも広がってゆく身体感覚」
「身も心も清められ 魂が調律されるサウナトランス」
といったシズル感のあるフレーズでサウナの魅力が表現されていきます。
というわけで、
行ってしまいました…。どうしても「整った」という状態を味わいたくて。
一時間半後、お陰様ですっかり「整った」わたくし。
休憩室でボーッとしているときふと思ったのでした。
もしこのマンガが何かの広告記事だったとしたら、
かなりのコンバージョンなのではないか…。
サウナにさほど興味がなかった自分が(むしろ苦手だった)、
まんまとサウナに足を運んでしまっているわけですから。
(サウナ大使として素晴らしい仕事ぶりですよね)
まあ、広告かどうかなんてどうでもいいんですが、
要は、人を動かす、行動させるコンテンツの力ってすごいなと。
コーヒー牛乳を飲みながらひとしきり感心いたしました。
以上です。
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