いまイケてるラジオ番組

先日、大学時代の友人と久しぶりに会った。

卒業以来なので15年とかぶり。


TOKYO FMで放送作家をやってるそうで、

おすすめのラジオ番組をいろいろ教えてもらいました。


実際に聴いてみておもしろかった番組を3つ挙げてみます。


①「神田松之丞 問わず語りの松之丞」(TBSラジオ)

最近、いろんなところで名前を聞く講談師の松之丞さん。


なんとなく食わず嫌いだったんですが、

これを機に聴いてみました。


圧倒されました。


言いたいことをひたすら言いまくる30分。

とにかくしゃべりの圧がスゴいです。


怒りをパワーにしつつも、

そこにうまいことユーモアをまぶしていく感じ。


言いたいことが言えなくなるのがイヤってことで、

芸能事務所とかには所属してないらしい。


自分の発言に対する「覚悟」が伝わってきます。


「そこまで言うなら、一度この人の芸を見てみるか」ってなります。

全然チケットが取れないというのもうなずけますね。


②「KING OF DIGGIN’」(TOKYO FM)

音楽好きならコレを聴いとけば間違いなし、

いま東京で一番オシャレな番組だぞってことで教えてもらいました。


パーソナリティーは、

muroとMACKA-CHINという2人なんですけど、

ヒップホップ界の重鎮ですね。


自分はそこまで音楽詳しくないんですが、

なんかオシャレってことだけはわかるぞ!


FMで唯一「アナログレコード100%」で曲をかけてるそうで、

そんな番組聴いちゃってるオレ、めっちゃカッコええ。。ってなれるやつです。


③「大瀧詠一『ゴー・ゴー・ナイアガラ』ベストセレクション」(ラジオ日本)

今年1月から故・大瀧詠一さんがやってた伝説のラジオ番組が再放送されてます。


大瀧さんが福生につくった住居兼スタジオですべて収録していたという

カルト的人気の番組。(1975年6月から1978年9月に放送)


いまは洋楽なんてSpotifyとかでいくらでも聴けますけど、


当時はマニアックになればなるほど、

レコードを個人輸入して聴くしかないみたいな時代でした。


そんな貴重なレコードを惜しげもなくかけまくってくれて、

音楽好きの青年たちは、耳をかっぽじって聴いていたそうです。


よくよく考えてみると、

実際に話してる大瀧さんの映像とかって見たことなかったですね。


こんな話し方するんだとか、

好きなこと話してるときのテンションの上がりっぷりがかわいらしいなとか、

時折混ざる英語の発音がダサカッコイイなとか、


ラジオならではの距離感みたいなものを感じることができて、

大瀧さんファンの自分としても新しい発見がたくさんありました。


以上、わたくし的おすすめラジオ番組3選です。


やっぱ餅屋は餅屋じゃないですけど、

詳しい人に聴いちゃうのが手っ取り早くてハズレが少ないですね。


M島


P.S.

今週末だかに村上春樹のラジオがやるので

これまた楽しみ

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