☆令和キャンペーン

この数日、猫も杓子も「新元号」の話題で持ちきりだったので、

企業の「令和キャンペーン」をいくつかリサーチしてみた。


やっばり一番目立っていたのは、メルカリの「“令和”入りTシャツ」の配布イベント。

これって別にメルカリじゃなくても成立する企画なわけですけど(ZOZOとかがやっても違和感ない)、

令和Tシャツを「メルカリで転売してもOK」としたのがウマいところ。


実際にメルカリで9,000円とかで売れてる。

勢いがある企業だと、何をやっても説得力があるなと。


その他、面白かったものをいくつか挙げてみます。


①大日本除虫菊

発表の会見ネタはいろんな企業がやりそうなもんですけど、

意外にも新聞大手5紙を見る限りコレだけ。


ある意味「皇室ネタ」なので、他企業は自粛した感じでしょうか。


キンチョウはこれまで散々不謹慎なことをやってきているので、

こういうとき無双しますね。


②日本コカ・コーラ


新元号の発表から1時間後に「令和ボトル」2,000本をサンプリング@新橋駅前。

発表から5分でデザインを決定して、超速でラベルを印刷したんだとか。


スピード感はすばらしいですけど、アイデア的にはまあ普通っちゃ普通。


③ソフトバンク


ソフトバンクは、発表会見から4時間後に「ユーザー調査」をリリース。

1,398人に調査して、新元号「令和」を知ったときの気持ちを絵文字で表現してもらったらしい。


調査内容はともかく、回答方法のくだらなさがケータイ会社のトンマナに合ってるし、

とにかく肩肘張ってない感じがよい。


④明和電気


企業ってわけじゃないけど、これも秀逸でした。

この日はちょうど4月1日だったので、

エイプリルフールも絡めたアイデア。


以上。


勢いのある会社は、フットワークが軽く、

世の中に面白い空気感をつくり、自分たちが事を起こす当事者であろうという姿勢がある。


じっくり考えることももちろん大事ですけど、

とにかくやってみるっていうのが大事だなと思った。どうせお祭りみたいなもんなんだし。


M島

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